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音楽を中心に興味ある物を、うろ覚えであっても個人的な主観から妄想ぎみに語る。
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一年近くほったらかしでしたが
スティーヴンキング原作の映画「ミスト」を見ました。

人間の醜さ、愚かさ全開。

映画として優れているとはとても言えないのですが、やることなすこと裏目裏目にでるのがこの映画の醍醐味。

霧に覆われた町に謎の怪物がいるというチープなパニック映画の設定なのですが、理知的な弁護士であるが故に現実を受け入れられない黒人、勢いだけの若者、宗教かぶれのおばさん、偶像的なミスターアメリカと言える主人公の白人が織り成す、冷静さを失う群衆を描く。

そこまではありきたりなのですが、アホな群集を煽り迷惑な宗教かぶれのおばさんが冷静な主人公一味に射殺されたあたりからが最高。

静止を振り切り、生きるために死の霧の中に突っ込む主人公達。

何人かの犠牲を払い目的の車に乗り込む主人公達。
どうにかたどり着いた車でガソリンが尽きるまで走る主人公達。

尽きるガソリン。
逃げ切れないと観念して、自殺を図る主人公達。

そこに現れるのが、救援の軍隊という救われないにも程があるストーリー。

死という救われない展開なら多々ある。
生きるにも関わらず救われない主人公。

結局虚言を語りつくした宗教かぶれのおばさんの言うとおり保守的に動かなかった人たちが生き残る。

絶望より絶望。

心に何も残さない内容なのに絶望だけを残すストーリー。
そのためだけにあった展開。

キングの闇の深さと、こんな映画が好きな自分ををフッと考えたくなる。そんな夜。





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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





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【2010/02/05 01:58】 | #[ 編集]















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